くらし情報『女ウケか、男ウケか。おひとりさまも逃れられないモテと美醜問題』

2015年9月24日 12:00

女ウケか、男ウケか。おひとりさまも逃れられないモテと美醜問題

確かに、バリバリのキャリアウーマンでも、白金に住むセレブ妻でも、他人に「でもブスじゃん」といわれてしまうと、ちょっと弱い。本来は別に人になんていわれようと知ったこっちゃないのだけど、中村うさぎ派はこの「でもブスじゃん」スパイラルに絡め取られ、症状が悪化すると身動きが取れなくなります。

逆に「くらたま派」、男ウケを突き詰めると、結婚詐欺で多数の男性を手玉にとった稀代の悪女・木嶋佳苗被告のようになるでしょう。くらたま派は現実の世界でウケていれば実際の自分のルックスはどうでもよくなるので、「でもブスじゃん」攻撃があまり効きません。それはある意味幸せ者といえるのかもしれないけど、でもどうなんでしょうね、まわりの女性から置いてきぼりをくらうの、私はちょっとイヤだなあ。

何事もニュートラルに。いちばんラクなのは中庸であること
女ウケか、男ウケか。おひとりさまも逃れられないモテと美醜問題

(c)martinak15
男性からモテることも、女性から羨望の眼差しを受けることも、どちらも「他人からの欲望をかき集めたい」という根本に、変わりはありません。ただ、私自身の自意識の変遷をよーく思い出してたどってみると、大学生のときくらいまでは中村うさぎ派だったような気がするんですよね。

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