くらし情報『おひとりさま、生まれ育った街から新たな居場所へ -えぇ、東京で消耗していました』

2015年10月26日 13:00

おひとりさま、生まれ育った街から新たな居場所へ -えぇ、東京で消耗していました

「東京でまだ消耗しているの?」というタイトルのもと、移住先の高知での生活を伝えながら、都市生活の疲弊について論じているブロガー・イケダハヤト氏。その主張に賛否両論はありながらも、大都市に住んでいる人であれば皆、少なからず考えさせられることは多いかもしれません。
東京生まれ、東京育ちで独身、フリーのライターとして独立以降は、ふだんの生活も全方位的おひとりさまライフに突入した小野好美さんもその一人でした。
私がイケハヤ氏と高知でビールを乾杯するに至るまで
おひとりさま、生まれ育った街から新たな居場所へ -えぇ、東京で消耗していました

(c)Gunilla G
2014年8月某日。気づくと私は、東京から800キロほど離れた高知県のとある川原で、ビールを掲げ乾杯していました。紙コップを合わせているのは、有名ブロガーのイケダハヤト氏とそのご家族。空はどこまでも青く清々しく、ビールはどこまでも冷たい。それに、高知のローカルフードは驚くほど新鮮な食材が使われており、何を食べてもハズレがない。
そこにいる全員が、当然のこととして、心からの笑顔を浮かべていた。

…どうして私は、イケハヤ一家と真っ昼間から野外で乾杯しているんでしたっけ。そもそもなんで高知県?

はじめまして。おひとりさま系ライター小野好美と申します。

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