くらし情報『「壁芯」って何?マンションの部屋の広さは2通りあるって本当?』

2018年5月31日 21:30

「壁芯」って何?マンションの部屋の広さは2通りあるって本当?

今回は「壁芯」についてご説明します。

「かべしん」とも「へきしん」とも読みますが、マンションにおいて部屋の広さを表す際に必ず出現する言葉です。

建物がまだ完成前の状態のまま、モデルルームを見て部屋を決めなければならないマンション特有のものであり、筆者自身が意味をストンと理解できた、文字通り「腑に落ちる」という経験をした用語です。

■ マンションの部屋の広さには2通りある
室内の面積

ABC / PIXTA(ピクスタ)

マンションにおける部屋の面積の表示の仕方には実は2通りあります。

壁の内側の寸法で計算された広さのことを内法(うちのり)と呼びます。

自分が使用することができる部分の寸法で計算するので、これが部屋の実際の広さといってもよいと思います。

一方壁芯は壁や柱の厚みの中心線の部分の寸法で計算した面積のことです。

壁の厚みの半分が部屋の面積に含まれることになるため、実際の部屋の広さとは誤差が生じます。


大雑把にいうと内法の方が5%くらい狭いとされており、壁芯で80平米の部屋の場合内法では76平米くらいになってしまいます。

■ なぜ壁芯で面積を表示するのか?
面積

freeangle / PIXTA(ピクスタ)

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