ハチ、野ネズミ、ハクビシン…山小屋暮らしは生き物との戦い【なんでも大家日記@世田谷】
以前の記事でも書いたとおり、僕は東京・世田谷で大家業を営むかたわら、祖父が東京のはずれの山奥に建てた小屋の管理もしています。
築50年以上のボロ家ではありますが、自然豊かな環境が自慢です。
さまざまな野鳥の鳴き声や虫の音が聞こえ、夏の夜に川沿いを歩けば蛍の光がきれいです。……というのは良い面だけを切り取った話。
自然に囲まれた生活は、たくさんの生き物と隣り合って(ときには気づかないうちに同じ屋根の下に)暮らすことを意味します。
クルマを運転すればタヌキやイノシシにも出くわしますし、虫が室内に入ってくるのも日常茶飯事です。
この間の夏にはどこから入ってきたのか、居間を沢ガニが何食わぬ顔で歩いていました……。
今回は、僕が山の家で実際に体験した生き物トラブルの数々をご紹介します。
■ 別荘の敵と言えば、ハチ!
ハチが家の軒先に巣を作るのは「別荘あるある」ですね。
うちはなぜかアシナガバチに気に入られてしまっているらしく、毎年のように巣を作られます。
これは家の前の石垣に巣を作られてしまったときの写真です。
しばらく使っていなかった離れの書庫を覗いたら、本棚に巣が作られていたこともあります。