くらし情報『児童相談所ってどんなところ?元職員がその実態をお話しします』

児童相談所ってどんなところ?元職員がその実態をお話しします

確かに、喧嘩や万引きなど軽犯罪によって保護される子どもも一定数います。

しかし、大半の子どもたちはまったく異なる理由で保護されているのです。
  • 保護者に育児放棄されている
  • 保護者から虐待を受けている
  • 保護者が病気等で育児できない
など、このままでは「命」に関わると判断された子どもたちです。

私が働いていた施設でも、大半の子どもは育児放棄や保護者からの虐待が理由で保護されていました。

軽犯罪によって保護された子どももいましたが、全体の1~2割程度です。

児童相談所は「子どもの命を守っている施設」と聞くと、ちょっと見る目も変わるのではないでしょうか。

■ 子どもたちの1日の生活スケジュール
子ども
Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)

児童相談所は子どもたちを保護して終わり、ではありません。

子どもたちが規則正しい生活を送れるよう、サポートすることも役割の1つです。

  • 7:00~起床
  • 7:30~朝食
  • 8:30~掃除
  • 9:30~学習
  • 12:00~昼食
  • 12:30~自由
  • 15:00~おやつ
  • 16:00~入浴
  • 18:00~夕食
  • 18:30~自由
  • 21:00~就寝
ざっくりとしていますが、私が働いていたころの1日のスケジュールになります。

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