くらし情報『児童相談所ってどんなところ?元職員がその実態をお話しします』

児童相談所ってどんなところ?元職員がその実態をお話しします

小学生以上になると洗濯や掃除は自分でしますし、短時間ですが学習時間も設けられています。

決してダラダラと過ごしているわけではないのです。

ルールを守らないで遊んでばかりの子もいましたが……。

もちろん、職員は保護者代わりとして、ルールを守らない子には厳しく対応します。

また、悩みを抱えている子には、深夜過ぎまで相談に乗ることもあります。

いろんな境遇の子どもたちが集まっている「大家族」という感じですね。

■ 子どもの脱走はまず起こらない設計
港区役所

Caito / PIXTA(ピクスタ)

港区の住民説明会でも指摘がありましたが、子どもの脱走を不安に思っている方も多いと思います。

「やんちゃな子どもが増える=治安悪化」と思うのはごもっともでしょう。


ただ、児童相談所の内部を知る者の考えとして、まず脱走は起こらないと私は思います。

というのも、児童相談所は外部の危険(主に虐待をしてきた保護者)から子どもたちを守るよう設計されています。
  • 出入り口は鍵のかかった鉄製の扉
  • 一定幅以上開かない窓
  • 飛び越せないほど高さのある塀
というように、児童相談所は外部からしっかりと隔離された空間です。

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