くらし情報『天然塗料「柿渋」で床や本棚のDIY。独特の風合いが安全に手に入る』

2020年7月21日 20:34

天然塗料「柿渋」で床や本棚のDIY。独特の風合いが安全に手に入る

  • 刷毛(広い面積にはコテバケ<写真右端>も便利!)
  • 塗料受け皿(イチゴのパックなどでも可)
  • 養生テープ
  • ダンボール・新聞紙等の養生シート
  • 柿渋は、刷毛またはウェス(布)を使って塗ります。柿渋は一般に、さらっとして粘りが少ないものが多いので、原液でも非常に塗りやすいです。刷毛で木目方向に1、2度滑らせる感じで、木に浸透させます。ウェスの場合は、布地に柿渋を取り、木に刷り込みます。

    商品や木材の種類によって、発色や濃さが違ってきます。できれば実際の材料と同じ端材を使って、試し塗りすることをおすすめします。杉の木などは、吸い込みやすい材なので、1回塗りでは薄いと感じるかもしれません。好みの色味にするにあたり、何回塗りがよいのかいくつかパターンを出して試作します。


    柿渋は塗る前に試し塗りしましょう


    ヒノキ材に1回塗ったものと2回塗りしたものの比較です。


    赤みのある杉板と白っぽい杉板に柿渋を塗った比較

    こちらは赤みのある杉板に1度塗り(左)したものと、木肌の白い杉板へ1度塗りしたものの比較です。

    試し塗りでは、塗りやすさも確認できます。ヒノキなどは油分があり、塗料を弾いてムラになりやすい材なので、ゆっくり刷毛を動かし薄塗りを心掛けます。商品によっては、薄めて使った方が刷毛の後が残りにくく、綺麗に仕上がります。

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