住宅購入の際、借りていいお金の限度は?基礎知識と簡単に分かる計算方法
自分が借りていいお金の限度は?住宅購入にあたり、まず頭をよぎるこの疑問。自分の身の丈にあった物件を選び、安心・安全な返済プランを立てるためにも、基準を知っておきたいもの。
たとえば、両親の援助に加えて、金融機関から融資限度額まで目いっぱい借りれば、より高額な物件に手が届くかもしれません。しかし、こうしたやり方にはリスクが潜んでいるのです。あくまでも、「借りられる額と返せる金額は違う」という点を理解しておきましょう。ファイナンシャルプランナー・畠中雅子さんのアドバイスを交えて、「借入可能額」について学びましょう。
■ 借入額は「借入可能額」より少なく。夫婦でロ-ンを組む場合はご注意
住宅ロ-ンの借入額は「借入可能額」よりも少なめにするのが基本。
借りられる額は必ずしも、「返済可能額」ではないということを知っておく必要があります。「夫婦でロ-ンを組む場合は、妻の分はいざとなったら妻名義の預貯金で返せる金額にしておきましょう」。
出産前は子どもが生まれてもずっと働くつもりだったとしても、仕事と子育ての両立が困難になることもあれば、子育て以外の理由で仕事を辞めざるを得ないこともあります。