2015年8月13日 18:30
野菜がおいしくなるけど意外と難しい「50℃洗い」成功のヒント
さらに食材によって洗う時間が異なり、洗う時間が短いと効果が期待できず、長く洗えばシナってしまうことも……。
たしかに、洗浄時間の目安は野菜だとホウレンソウやレタスなどの葉物が15~20秒、ブロッコリやアスパラガスが2~4分などさまざまです。
「イメージとしては柔らかい野菜は15~20秒、少々硬い野菜は2~4分、歯ごたえある硬いものは5~6分とするとわかりやすい」のだといいます。
次は望月さんが教えてくれた「超簡単50℃洗い」の詳細を見ていきましょう。
■温度計を使って「50℃洗い」をうまく行う方法
(1)ボウルにお湯を入れて温度を50℃に合わせる
(2)洗う食材を入れる
ほうれん草や小松菜は束のまま、キャベツやレタスは1枚ずつ葉を取って、細かいものはザルにいれて浸します。温度が下がってきたら足し湯で調整。
(3)お湯から上げて水気を切る
水気は鮮度を落とすことになるので、すぐに使用しない場合はあら熱と水気をしっかり切ってから、乾燥しないよう袋や新聞紙に包んで冷蔵庫で保存します。ただし、肉や魚、貝類は50℃洗いした後はすぐに使いましょう。
(保存はNG)
■温度計を使わず「50℃洗い」