10年右肩上がりのホワイト企業が実施した「7つの働き方革命」
近年は結婚しても働き続ける女性が多いといいます。共働きは当たり前のような世の中ですが、問題は子どもが誕生してからの働き方です。妊娠・出産を経験しても、まだまだ働きたいと考える女性は多いもの。
しかし、会社の受け入れが整っていない場合も少なくありません。
化粧品会社の株式会社ランクアップの代表取締役でもある、岩崎裕美子さんの著書『ほとんどの社員が17時に帰る10年右肩上がりの会社』(クロスメディア・パブリッシング)では、女性に優しい会社のつくり方などが語られています。
著者は、いまでこそ超ホワイト企業社長ですが、以前は終電帰宅のブラック会社取締役だったそう。今回はそのなかから、働き方をガラリと変えた「7つの働き方革命」をご紹介したいと思います。
■1:全社員に定時退社を徹底
もともとは著者が41歳で出産、その後体調を崩したことがキッカケで決めた制度。
特に女性が多い会社では社員の妊娠出産ラッシュの時期が来ることも想定できます。復帰する社員のことを考えたら、定時退社を徹底するべきと判断されたそうです。
■2:毎月の業務の棚卸でやる・やらないを決める
定時退社を決めても仕事の量が多すぎて、「残業をさせてほしい」