子どもが将来コミュニケーション上手になる「遊びルール12条」
いまの時代、どんな職業ついたとしてもコミュニケーション力は大切です。
大人になってからいきなり身につけようと思っても、かなりの労力がかかってしまうもの。子どものうちから、遊びの中で身につけていくことがいちばんの方法だといえるでしょう。
明治大学文学部教授の齋藤孝さんは、著書『遊ぶ力は生きる力齋藤式「感育」おもちゃカタログ』(光文社)のなかで、「大学生を見ているとよくわかりますが、いい遊び体験をたくさんしてきた人は間違いなくコミュニケーション上手になります」と語っています。
そこで今回は同書のなかから、子どもの成長に必要な「家庭の遊びルール12条」をご紹介したいと思います。これらのルールを取り入れて、子どもにいい遊び体験をたくさんさせてみましょう。
■1:「思いっきり」を体感させて「前のめりパワー」を身につける
遊びで「思いっきり」の充足感や達成感が得られれば、濃密な時間が堪能できます。「思いっきり」をたくさん味わっておくと、勉強でも部活でも仕事でも、常に最良の姿勢で取り組むことが可能。
「前のめりパワー」が身につくはずです。
■2:家族で一緒に遊ぶ
「思いっきり」の姿勢を教えるには、大人も一緒に遊んで楽しむことが大切です。