5割の夫婦がモラハラ経験アリ!カウンセラーに聞いた有効な対策
日本法規情報株式会社の調査で、夫婦間のモラハラを経験した夫婦は5割もいることがわかっています。
離婚を意識していない夫婦に「結婚生活において相手の言動を自分の責任と思い込み、自分を責めたことがあるか」と質問したところ、「なぜ、私は夫(もしくは妻)を怒らせてしまうのだろうと思ったことがある」との回答が52%だったというのです。
つまり、モラハラによる離婚は決して他人事ではないということ。
そこで『モラ夫のトリセツ: モラハラ夫と幸せに暮らす、秘密のテクニック』(合同フォレスト)の著者・夫婦関係修復専門はあとふるアドバイザーの麻野祐香さんに、モラハラの傾向から対策までを詳しくお聞きしてきました。
(ちなみに「モラ夫」とは、モラルハラスメントを行う夫の通称として、麻野さんが著書の中で使われている言葉です)
■モラハラ被害に遭いやすい人の特徴
まず気になるのは、「モラハラは治るのか?」ということではないでしょうか。
「私は治らないと思っています。ただ、改善していくとは思っています」
そして大切なのは、モラハラをする人側としてではなく、モラハラを受ける人側の問題として、状況の改善を目指していくことだとか。