数字に強く「成果を出す人」がスマホの電卓アプリを使わない理由
こんにちは。深沢真太郎です。
ビジネスパーソンを数と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。
突然ですが、あなたは「マイ電卓」を持っていますか?
「マイ電卓」とは文字通り、あなたが自分のお財布で購入した、自分のための電卓のこと。
会社から借りている電卓ではありませんよ。
今からご紹介するのは、私がある企業の社員研修でしたオープニングトークの実例です。
少々長いですが、最後までぜひお読みください。
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みなさん、おはようございます。
さっそくですが、みなさんは自分の机の上をご覧になってみてください。
電卓を出している人とそうでない人がいますね。
もうこの時点で、「差」があることにお気づきでしょうか。
たしかに私は事前に「電卓を持参するように」という指示はしておりません。
しかし、「数的思考」の研修ですよ。数字を使って、考える研修です。
みなさんが暗算の達人なら結構ですが、そうでないとしたら、電卓のない状態で「数字で考える」ができるのでしょうか。
スマホの電卓アプリがあるから十分?
確かに電卓機能は備わっていますね。