人材のプロが語る「50代でも満足できる仕事に就く」10の秘訣
平均寿命が飛躍的に延びた現在、一時期集中して頑張り早めにリタイアする「短距離走」から、生涯現役で働き続ける「長距離走」へとキャリアの作り方は変化していっています。実際、総務省の調査によると、50~54歳女性の就業率はなんと全体の70%以上。
ただ、実際に満足できる仕事に就くのは至難の技という現実もあります。でも、諦めちゃいけません。キャリア支援会社であるPositive Workplace PartnersのCEO、スーザン・ペッパーコーン氏は以下のように述べています。
「年長者は経験に長け、組織の中で働く術をよく心得ています。しかも多くの場合、後進を育てることにも意欲的で、大きなことをしたいという野心も若者に負けていません」
労働市場においても、年長者の魅力は見直されてきているのです。ちょっとしたコツさえ覚えておけば、50歳以上でも十分よいポストに就けることも。
では、人材紹介業のプロにその10の秘訣を教えてもらいましょう。
■1:これまでの人脈をフル活用する
まず、長年のキャリアを培ってきた人たちの最大の武器は人脈。人脈は財産ですから、使わない手はありません。もちろん、「今、仕事をさがしているんです」