81歳で約6万フォロワーがいる女性に学ぶ「賢い女性」の生き方
高齢者、女性、無職でありながら、彼女にはツイッターで58,000人ものフォロワーがいます。(2016年2月現在)
現在、81歳のミゾイキクコさん。11台のタブレットやパソコンを自在に操る人物で、そのツイートは、歴史と深い思索と、なによりも生活に裏打ちされた、含蓄に富んだものになっています。
このたび、そんな彼女の名ツイートを一冊にまとめた本が発売されました。
『何がいいかなんて終わってみないとわかりません。』(KADOKAWA)。
本著からいくつかのツイートをピックアップし、生のミゾイさんに、つぶやきの奥にあるもの、さらには女性の生き方についてお聞きしてきました。
■1:失敗からなにかを学ぶべし!
ミゾイさんの名言が詰まった本著ですが、まず、「人にだまされるということも、自分の責任なのだという自覚を持つべきだ」という一文が目に飛び込んできました。
これは、 具体的にどういうことなのでしょうか?
「たとえばDVで離婚した人が、再婚してまたDVに遭うことがあります。それは本人のなかに、DVをひきつけてしまうなにかがあるからなんでしょうね」
気づかない、つまり学ばないから、「次に行っても同じような男性と出会ってしまう」