打ち合わせは一流ホテルで!環境をうまく活かす4つのポイント
仕事ができる人や幸せに成功している人たち、とくに一流であればあるほど、まず住まい(部屋)やオフィスなどの周辺環境を整えることに徹底的にこだわっている。そして、自らがつくった環境に成功を後押しされている。
そう断言するのは、『なぜ一流の人は自分の部屋にこだわるのか?』(八納啓創著、KADOKAWA)の著者。
一級建築士として多くの人の家やオフィスの設計、改築などに関わり、自身が開催する「家づくりのセミナー」を通じて、たくさんの人と出会う機会があるという人物です。
そんな著者が本書で伝えようとしているのは、「人生や仕事がうまくいく人といかない人の差・違いはその人の能力差ではなく、住環境、職場環境つまりは過ごしている場所や部屋の活かし方の差である」ということ。
なかでもとくに印象的なのは、パフォーマンスを最大限に発揮するためには、環境をうまく活かすことが不可欠であるという考え方。
そして環境を活かすための感性を磨き上げるためには、4つのポイントがあるのだそうです。
■1:その場所でどう感じるかを意識する
場所や空間は、たとえば商談や打ち合わせの結果、仕事の成果、体調や精神的なバランスなどに大きく働きかけるもの。