くらし情報『どうすれば花粉の時期を確認できる?実は簡単な足し算でわかる!』

どうすれば花粉の時期を確認できる?実は簡単な足し算でわかる!

■1月1日からの「積算最高気温」がポイント

では、気温はまったく関係ないのでしょうか?

「いいえ。やはりカギになるのは気温です。目安となる数値としては、その年の1月1日からの積算最高気温が挙げられます」(春風さん)

この「積算最高気温」とは、毎日の最高気温の数字をひとつひとつ足していった数字のこと。つまり、2016年の東京でいうと、1月1日の最高気温が12.1℃。1月2日が13.4℃、1月3日が16.2℃。この3日間の積算最高気温は41.7℃、ということになります。

1年前の2015年の東京の場合、1月1日が6.6℃、1月2日が7.9℃、1月日が8.9℃で、3日間の積算最高気温は23.4℃。去年にくらべて今年は、新年早々に積算最高気温が大きく積みあがっていたことがわかります。


■東日本では300~350が花粉の飛ぶ目安

「そうやって毎日の最高気温を積み重ねていって、ある数値に達したころに、まるでコップに注いだ水があふれだすかのようにスギやヒノキの花粉が飛びはじめるのです。その数値は、東日本で300~350、西日本では400~500が目安とされています」(春風さん)

ちなみに、今年の東京の場合、積算最高気温が300に達したのは、なんと1月28日。

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