人の印象は「動かない95%」ではなく「動く5%」で左右される
「これから先、より豊かな暮らしをするためにいちばん大切なものは?」
もしもそう問われたとしたら、なんと答えるでしょうか?
『ストレスゼロの伝え方』(木村英一著、CCCメディアハウス)の著者は、それは間違いなく「対話力」だと断言しています。
そしてその理由は、コンサルタントという自身の仕事に関係するのだといいます。
起業家や業界トップ企業の経営者、新入社員、60代のビジネスマンまで、さまざまな人々のトレーニングを行なってきた結果、対話力がないことで「見えない壁」にぶつかって悩んでいる人を数多く見てきたからだというのです。
いっぽう、「対話力の達人」「コミュニケーションの達人」といってもいい人たちにも数多く出会ってきたのだとか。
そういう人たちは、なにか特別なことを話すわけでもないのに、相手の心をしっかりとつかんでしまうそうです。
つまり、そんなたくさんの達人たちと出会い、その対話力を分析する機会にも恵まれてきた著者は、本書を通じて彼らの「伝え方」を公開しているのです。
ちなみに、対話の達人たちが自在にこなしている「対話力を上げる7つの要素」があるのだそうです。
それは、「伝える目的」