東大出身者が伝授!どんなに忙しくても時間に振り回されない方法
ものごとについてしっかり結果を出せる人と、懸命にやっているのに結果を出せない人がいます。
でも、結果が出せない人は、はたしてどこに問題があるのでしょうか?
はじめる前から、すでに差がついているということなのでしょうか?
あるいは、努力の差が違うというのでしょうか?
『東大生が知っている! 努力を結果に結びつける17のルール』(清水章弘著、幻冬舎)は、東大出身の著者がそんな疑問に答えてくれる書籍。
具体的には、大切な努力を無駄にしないためのルールが紹介されているのです。
「正解を求めない勉強法」「テストの勉強法」「思考法」「社会に出てからの勉強法」からなる構成。
著者は学習塾の経営などに携わっている人物であるだけに、勉強法が多め。しかしそれらは、ビジネスパーソンの仕事にも置き換えることができそうです。
きょうは思考法のなかから、「時間」に関連する項目を引き出してみたいと思います。
■学生時代は時間に振り回されていた!
著者は起業した前後には「時間」に関する失敗を重ねていたため、「いつか『時間』で痛い目に遭うよ」といわれていたそうです。
大学2年生の冬から会社づくりをはじめたので、結果としてとんでもなく忙しい毎日になってしまっていたというのです。