くらし情報『あがり症の人こそ意識しておきたい緊張を1/3に減らせる考え方』

あがり症の人こそ意識しておきたい緊張を1/3に減らせる考え方

+「自分のいまの実際の緊張」+「自分が勝手に想像してつくった未来の緊張」

「自分が感じている緊張度合い」は、3つの要素の複合体だということ。

本来は「現実問題の緊張」だけでいいにもかかわらず、そこに「過去の体験からくる勝手な思い込みによる緊張」と「勝手につくった未来の不安や被害妄想からくる緊張」とを合わせ、3倍以上にふくれあがらせてしまっているということ。

だとすれば、たとえ緊張したとしても、本来感じるべき緊張は、いま感じている緊張の1/3以下にはなるという考え方です。

犬が苦手で、犬を怖がる人の例で考えてみましょう。

■緊張度合いを構成する3つの緊張

(例)

「自分が感じている緊張度合い」

……友人の家に遊びに行ったら、部屋のなかに苦手な犬がいた。その犬が近くにいる緊張度合い。

たとえばこの緊張度合いは、次の3つの緊張によって構成されているということです。

「自分の過去の体験やトラウマからくる緊張」
……幼いころ、親戚の犬にしつこくちょっかいを出していたら、いきなりガブッと手を噛まれた。
そのときの「いきなり噛みつかれた恐怖」と「痛かった体験」からくる緊張。「また噛まれるに違いない」

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