信用をなくすので多用しちゃダメ!執事が教える「要注意な数字」
『世界NO.1執事が教える“信頼の法則”「信じていい人」「いけない人」の見分け方』(新井直之著、KADOKAWA)の著者は、日本バトラー&コンシェルジュ株式会社代表取締役社長。
同社は、執事によるフルオーダーメイドサービスを提供しているという珍しい会社で、著者自身も執事として大富豪のお客様を担当。
また、それに加え、企業向けに富裕層ビジネス、顧客満足度向上に関するコンサルティング、講演、研修なども行っているのだそうです。
そんな実績を持つ著者の新刊である本書は、お客様をトラブルから守るために蓄積してきた「信頼できるかどうか」を見極めるテクニックを公開した書籍。
切り口自体が、とてもユニークです。
■日本人が大好きな数字の3と8に要注意
ところで著者は本書のなかで数字の話題に触れており、「3と8は適当な数を表すときに人が好んで使う数字」だと指摘しています。
たとえば、こんな感じ。
「こちらの商品ですが、すでに3社からオファーをいただいております」
「朝から営業に回っていて、こちらで8件目なんですよね」
前者の「3社」は、本当は1社からしかオファーがないのに、「それでは少なすぎる」