一流みかん農家が教える「プロフェッショナルになるための流儀」
著者が師匠と呼んでいる農園主・永田照喜治さんの言葉だそうです。
永田さんは作物の糖度や栄養価を高める「永田農法」の開発者でもあります。著者は高校卒業後こちらの農園で働き、この言葉で、視界が一気に広がったそうです。
■2:20代で1000万円分食べる
「みかん農家」という食の仕事をする著者が、一流オーナーシェフからいわれたのは「20代で1000万円分食べなさい」ということでした。
「食べたら、プロに負けない舌ができる。まずは食べることだよ」といわれ、そのとおりに実践。おかげで、今は高級ホテルやレストランで仕事をするとき、どんなシェフが出てこられても、舌では負ける気がせず、自信をもって自分の意見を言うことができるそうです。
仕事に必要であれば、お金がかかっても、よいアドバイスを実行に移すことが一流への道なのでしょう。
■3:お金で経験を買う
若いときはお金の貯金をするよりも、お金を経験に変えて、「経験貯金」をしましょう。「どんな分野でもよいので、自分の熱中できるものにどんどんお金と時間を投資して、経験という貯金をする。
次第にその経験がその人の魅力となり、人から見たらいつも輝いている人間となって映る」