一流みかん農家が教える「プロフェッショナルになるための流儀」
■6:できないときは正直に謝る
一流のお客様とおつきあいするコツは、媚びを売らないこと。
味や値段には妥協せず、おいしいみかんができなかったときは「今年はおいしいみかんができなかったので、送れません。すみません」と謝るそうです。
みかんは生もの、年によっても出来の良し悪しがあります。お客様にも5年10年というスパンで毎年毎年食べていただくことで、同じように自然とつきあってほしいとのことでした。
■7:スタッフをリッツ・カールトンに宿泊させる
経験を通して学ぶことはとても大事です。お客様から「おたくの電話対応はおかしい」とクレームが入り、スタッフの研修として「ザ・リッツカールトン大阪」のクラブフロアに泊ってもらったとのこと。
ホテルのサービスやホスピタリティに感心したスタッフは、電話対応の声や言葉つきまでガラリと変わり、大きな変化があったようです。
■8:ひとつに特化して深く掘る
三代目サルバトーレ・フェラガモ氏と食事をする機会に恵まれた著者は、「ブランド価値を高めるためには、なにをするべきだとお考えですか」と、思い切った質問をしました。
すると、「ひとつに特化して、深く掘ることが大事。