背中の数字にはドラマが!プロ野球選手達の背番号に隠された秘密
スポーツ選手は、誰もが背番号を持っています。もともとはポジションやメンバーを区別するためだけのものでしたが、いまでは意味のある背番号も数多く存在しています。
この背番号に関して、実はいろいろとドラマがあるのです。そこで今回は、野球の背番号に隠された秘密に迫ります。
■1:プロ野球のエースピッチャーは背番号18番が多い
高校野球のエースナンバーは、そのポジションに準じて1番です。
しかし、プロ野球になると、古くは桑田真澄、最近では田中将大や前田健太など、名ピッチャーと言われる人の背番号は18番であることが多いのです。
これは偶然でしょうか?そして、なぜ18番なのでしょうか?これには諸説ありますが、野球・MLBの総合コラムサイト『Full-Count』によると、以下の3つの説が有力なようです。
(1)歌舞伎の「十八番」から来ている説
(2)若林忠志、中尾碩志、野口二郎など、プロ野球ができたころのエースたちが使用していたという説
(3)巨人の歴代のエースが使用していたことから他の球団に広まったという説
このように、18番を背負うということは、選手にとっては大きなモチベーションとプレッシャー、そして尊敬と評価を意味するようです。