月6万5千円の年金だけでは生活できない!高齢者の生活保護実態
年金をもらいながらでも働くことは可能です。しかし継続雇用で65歳まで働けたとしても、その後の職探しは簡単ではありません。
現在、65歳以降も働きたい人が増えているようです。平成27年4月には、経済的に困っている人に、自立に向けた人的な支援を行う「生活困窮者自立支援制度」がスタート。
横浜市の相談窓口には、高齢者からの相談も多いといいます。年金だけでは不十分、体が丈夫なうちは働きたいと希望する人が多いそうです。就労支援の他に、家計管理の支援も行っていて、とても好評だと聞いています。
■公的な年金以外に個人年金や不動産購入を検討すべし
仕事が見つかったとしても、いつまで元気で働けるかはわからないもの。
老後破産を防ぐには、早めの備えが必要です。
大切なのは、いまから老後の資金形成を行うこと。公的な年金をきちんと納めつつ、個人年金保険への加入や不動産の購入、個人事業主なら国民年金基金への加入もいいかもしれません。
持ち家があれば、毎月の家賃の支払いがないため、年金と貯金で生活していける可能性があります。
また、リバースモーゲージを利用する手もあるでしょう。
リバースモーゲージとは、持ち家を担保にして生活資金の融資を受け、死亡した時点で自宅を処分して一括返済すること。