ケチケチ節約しなくても楽に100万円貯められる「2つの数式」
少しでも安い商品に出会うために平日昼間に無理をして量販店に足しげく通ったり、冷夏になるまで買い替えを我慢したりすることに意味はないと考えています。
それは、家電の価格=本体価格ではないと知っているから。
家電は、購入したあとも費用がかかり続けます。大きなものが電気代。そのため、本体価格がほかのものよりも高めでも、省エネ商品は選ぶ価値があるといいます。
電気代の目安で年4,000円の差が出るとしたら、7年使った場合で2万8,000円の差になるからです。年4,000円はけっこうな金額ですが、12か月で割ると月およそ333円。性能によって充分に考えられる差です。
もうひとつの費用が、古くなった家電の処分価格。家電を処分する場合、数千円の処分費用を支払うことになります。
著者は、家電は使用年限いっぱいに使うのではなく、もう2~3年使えるかなという段階で、ほしいという知人に家電を譲っているそう。そうすれば自分自身も「+処分費用」の部分を0にすることができます。処分するタイミングは、引き取り手が見つかったとき。そのため、型落ちや決算を待つこともありません。
■2:洋服=買った価格-売った価格
著者は、洋服を買う場合にもこだわりを持っています。