ケチケチ節約しなくても楽に100万円貯められる「2つの数式」
バーゲン品には絶対に手を出しません。ノーブランドのものも選ばずに、少々値が張るブランド品でも、長く使えるいいものを厳選して購入します。
そして、2シーズン着ていないものはネットオークションやフリーマーケットで売却。ここまできて初めて、その服の本当の価格が決まるというのです。
礼服やフォーマルなものを除いて、2シーズン着ていないということは、その服がなくても生活できている証拠。
それを見極めたら、著者はポロシャツやTシャツ、カフスボタンやメガネケースに至るまでを「適度に適正な価格で手放して」しまいます。
ここで威力を発揮するのが、購入時のポイントだった「バーゲン品ではないもの」や「ブランド品」という条件。
流行の洋服をバーゲンになるまで我慢して購入すれば3割引き、5割引きで買えますが、それは著者にいわせれば「流行が廃れる寸前」ということ。
しっかり着て、さらに適正価格で処分するなら、買うタイミングを遅くすることは逆効果です。
また、「ネットなどで売却する場合、よく知られているブランド品は売りやすい」と著者。
著者自身、米の人気ブランド・アバクロのシミありのTシャツが1,500円、10年使ったボロボロのルイ・ヴィトンのバッグが8,000円、20年以上使った吉田カバンのタンカーも5,000円で引き取り手が見つかったそう。