寝る前の1分で簡単にできる!寝ても疲れがとれない悩みの解消法
みなさんは、寝ても疲れがとれないことってありませんか?
仕事のことを考えて眠れない、夜中に何回も起きてしまうなど睡眠に関して悩みを持つ人は多いですよね。睡眠の質が下がるのは、実は体の緊張が原因かもしれないのです。
そこで今回は『心と体の不調を解消する アレクサンダー・テクニーク入門』(日本実業出版社)の著者で、日本アレクサンダー・テクニーク協会 会員の青木紀和さんからお話を伺いました。
■100年以上続く「身体の使い方」の技術
そもそも私たちは、自分の体を無意識に緊張させているそうです。その余計な緊張により、姿勢や動作に不適切なクセがつき、首や肩のこり、腰痛、不眠、便秘などの悪影響が生じるというのです。
これらの不調を解消するボディワークとして100年以上前に開発されたのが、「アレクサンダー・テクニーク」。これはオーストラリア人俳優のフレデリック・アレクサンダー氏が創始した「身体の使い方の技術」のこと。
ある日アレクサンダー氏は、舞台の上で声が出なくなるという不調に襲われたそうです。
そしてその原因が、声を出そうと思った瞬間に首の後ろを緊張させ、声帯を圧迫していたことに気づいたといいます。