くらし情報『知ればパワーをもらえる!80歳で開業したおばあちゃんの生き方』

知ればパワーをもらえる!80歳で開業したおばあちゃんの生き方

目次

・「若い人が3回なら私は12回復習」79歳で宅建を取得
・「働く場所がないから起業」80歳で不動産屋開業
・「同業者からの嫌がらせに屈しない」82歳ではじめての購入申込書
・「見栄を張らない」85歳で年商5億円の不動産屋さんに
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女性最高齢の79歳で宅建を取得し、80歳で不動産屋開業。とてつもないスーパーウーマンの話かと、誰もが思ってしまうことでしょう。しかしそれが、80歳まで専業主婦で生きてきた普通の女性の話だというのですから驚きです。

今回紹介する『85歳、おばあちゃんでも年商5億円』(WAVE出版)の著者・和田京子さんは、和田京子不動産代表取締役社長で、本のタイトルどおり85歳。

ずっと専業主婦で子ども二人を育て上げ、孫も成人。77歳のときに夫を看取ったあとは毎日寝てばかりだったといいます。

しかしある日、孫から「おばあちゃん、勉強しようよ」と提案されたのをきっかけに“80の手習い”として、宅建を受けることに。もともと家に興味があったこと、そして過去に購入した7軒の家のほとんどが欠陥住宅だったという悔しい思いが、学びたい意思につながったようです。


そんな和田さんが年商5億円の不動産屋さんになるまでには、どんな転機と考え方があったのでしょうか?年齢を追って紹介していきたいと思います。

■「若い人が3回なら私は12回復習」79歳で宅建を取得

宅建を取ると決めて学校に通うようになって以降は、目覚めてから朝練代わりに問題を解き、朝食をとったら専門学校へ。

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