知ればパワーをもらえる!80歳で開業したおばあちゃんの生き方
得られるはずの仲介手数料を踏み倒されそうになり、利益を横取りされそうになりました。
著者ははじめての契約だったので、謙虚に誠実に頭を下げてばかりいましたが「それでは負け犬になって子分として使われるだけ」。不動産の世界ではまったく通じなかったのです。
それでも、どんな時も正直に、礼儀正しくありたい。でも間違ったことを放ってもおけない……。断固戦うことを決め、顧問弁護士にお願いすることに。すると相手は手の平を返したように支払いに応じてきたのです。
著者の諦めない強い意志が、よい結果につながったのでしょう。
■「見栄を張らない」85歳で年商5億円の不動産屋さんに
いろんな苦難やトラブル、難案件があったものの、いまはお客様が絶えない店となった和田京子不動産。最近では商売に成功する秘訣を聞かれるようになりましたが、秘訣はないとのこと。結局、考え方は主婦のときとちっとも変わらず、自分の生き方がそのまま商売に出ているそうです。ただ、もしこだわっていることをあげるなら、次の5項目とのこと。
(1)見栄を張らない
(2)お客様を選ばない
(3)お客様の不利益になる取引はしない
(4)どんなときも正直
(5)