不幸を防げる!優先順位をつけておくべき「7つの生きがい領域」
マインドフルネスに関連した書籍は、過去にも取り上げたことがあります。簡単にいえばそれは、自分の意識や気持ちと向き合うことにより、ストレスを解消していく方法。
『不安、ストレスが消える心の鍛え方 マインドフルネス入門』(大田健次郎著、清流出版)は、そんなマインドフルネスについて詳しく、そしてわかりやすく解説した書籍です。
そのなかから、「7つの生きがい領域」と「4種の人生価値」を見てみましょう。
■「7つの生きがい領域」とは
まず著者が読者に対して問いかけるのは、次の7つの領域の、どれを生きがい、価値とするかということ。
たいていの方は、優先順位の違うもので2つ以上あるといいます。
(1)【家族・子育て】「現在の家族の平和を維持したい」「家族と平和に暮らせるようになりたい」「家族を破壊したくない」「家族の不和を解決したい」「子どもをうまく育てたい」「虐待しそうであるがしたくない」
(2)【結婚・恋愛】「現在の結婚生活を維持したい」「結婚したい」「離婚したい」
(3)【対人関係】「いまの友人関係を続けたい」「友人が欲しい」
(4)【仕事・家事】「いまの仕事を続けたい」「職場に復帰したい」