実績を「数字で表現する」ことが大切!印象に残る自己紹介のコツ
■理想の仕事を実現する3つの努力
「資格を取ったばかりのころ、なかなか仕事に結びつかなくて野菜ソムリエとしての生き方に迷いを感じていたとき、“じっとしていても誰かが見つけてくれるような天才だと思うな”という言葉に出会ったんです。
たしかにそのとおりなんですよね。自分の存在を知ってもらわないことには仕事なんて来ないんですから」(中村さん)
そのために中村さんは、「知ってもらう努力」のほかに「学ぶ努力」と「実践する努力」、合わせて3つの努力が必要だと語ります。
「自分を知ってもらおうと思うと、当然、初めましての人にもどんどん会っていかなければなりません。初対面の人に自分を知ってもらおうというのは、やはり勇気の要ることです。でも、それまでしっかり学んで、学んだことをちゃんと行動するということを続けていれば大丈夫。
逃げずに実践していれば、自然と実績として表現できる数字が積み重なっていきます。ですから、逃げない、ごまかさない自分を作っていたら、過去の自分が背中を押してくれるんですよ」(中村さん)
(取材・文/宮本ゆみ子)
【取材協力】
※中村慧子・・・1984年兵庫県生まれ。