50年も医療に向き合った「96歳女医」が語るドクターの選び方
また、病院やドクター選びの注意点として、先生自身なら「患者さま」と呼ぶ病院はまず敬遠するそうです。そういう病院は、経営面ばかりが前面に出ているものだから。
かといって、患者に気が回らない病院もダメ。まったく診察に呼んでくれなかったり、フォローがなかったりするドクターはその典型だそうです。
そして、診察のときにパソコンばかり見ている先生もNG。
なぜなら診察室に入ってくるときの患者の歩き方や顔色を見るだけで、だいたいの診断はつくものだからだといいます。
これは、すぐにでも参考にできるポイントですね。
■梅木先生が考える「食で大切なこと」
そして梅木先生は、人生を健康で豊かに楽しむため食にもこだわっています。
といっても、食との向き合い方はいたってシンプル。できる限り自然のものを、あまり手を加えず食すことがモットーなのだといいます。
また自然に任せ、空腹になれば食べる、空腹にならないと食べないそうです。さらに料理をするという行為は段取りや分量のことで頭を働かせるので、認知症予防にもつながるといいます。
そして、好き嫌いはあってもOK。バランスよく食べることが健康にいいのはたしかだけれど、「健康にいいから」