これで全て解決できる!会議資料に使う「グラフ」の正しい選び方
こんにちは、深沢真太郎です。ビジネスパーソンを数と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。
私は仕事柄、多くの企業から社員研修のご依頼をいただきます。そのような研修の場では、参加者のみなさまからたくさんのご質問をいただくのですが、実はそのなかでとても多いもののひとつが「グラフ」に関することです。
■グラフの正しい選び方とは?
「たとえば会議資料などをつくるとき、何グラフを使えばいいのか迷うんです」
もしかしたら、みなさんにも思い当たる節があるかもしれませんね。
そもそもグラフというものは、伝えたいことがあるから使うものです。ですから、何グラフを使うべきか迷われたときは、この基本に立ち返ってください。
「伝えたいことは、なんだ?」
それが決まれば、必然的に使うグラフも決まります。
たとえばある会社の従業員は男性が34人、女性が146人だとしましょう。この数字を使ってグラフをつくるとき、ただ漠然とグラフ化してはいけません。
グラフを使うということは、なにか伝えたいメッセージがあるはずです。そのメッセージが伝わりやすくなるようなグラフを選択しましょう。