これで65歳すぎても大丈夫!フリーランスが年金を増やす方法
会社員にくらべて、仕事のペースや幅に自由度のある自営業。
「思い切って独立したい!」「脱サラしてカフェをはじめたい!」というような働き方にあこがれる人が多い一方、「厚生年金にくらべて年金が少ないし、退職金もないし……」と二の足を踏んでいる方も少なくないはず。
でも、本当にそうでしょうか?
じつは自営業者をはじめとした「国民年金の第1号被保険者」こそ、工夫しだいで年金を増やすことが可能なのです!
節約アドバイザーのヨースケ城山さんに、自営業者の老後資金づくりについて伺いました。
■1:攻めの「個人型確定拠出年金」で年金を増やす
確定拠出年金は、自分で増やして公的年金に上乗せできる制度です。
特徴は、自らの責任のなかで金融商品を選び運用する点。運用次第で受け取れる年金額が決まる「資産形成」と、掛け金が控除対象になる「公的制度」の側面を併せ持っています。
最大のメリットはやはり、毎月の掛け金(保険料)全額が所得控除の対象になる点。保険料として支払っている金額×税率分が戻ってくることになります。
自営業者など「国民年金第1号被保険者」の場合、掛け金は月5,000円~68,000円の間で自由に決めることができます。