くらし情報『500円よりも「600円の方が安い」と感じさせ購入させる方法』

2016年4月13日 22:00

500円よりも「600円の方が安い」と感じさせ購入させる方法

仮にこのままで広告を出すと、おそらく見た人は単純にこの2つの金額を比較しただけで、「紙版のみ」を選ぶケースが多くなってしまいそうです。

しかし、それでは困るわけです。

表記を工夫することで、どうにか「【NEW!】紙版&電子版」が安い買い物であることを訴求したいですね。

■あえて選ばれない選択肢を入れてPRする

私であれば、このような表記でPRするでしょう。

紙版のみ:500円/月

【NEW!】電子版のみ:600円/月

【NEW!】紙版&電子版:600円/月

本質をご理解いただくために少し極端にしましたが、要するに「【NEW!】紙版&電子版」がおトクであるという理由をこちらがつくってあげればいいわけです。

もちろん、こんな価格設定にしたら「【NEW!】電子版のみ」は売れないでしょう。

でも、それでいいのです。なぜなら、私はあくまで「【NEW!】紙版&電子版」を売りたいのですから。
このエッセンスは、ビジネスでよく利用されています。

たとえば、なにかを学ぶ講座(10,000円)を売りたいとします。

ビギナープラン:5,000円

レギュラープラン:10,000円

これでは単純に5,000円と10,000円の比較をされてしまいます。

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