最低3つはスポーツ経験を!子どもの運動能力を開花させるヒント
この時期は、身体の動きを楽しく体験することが望まれます。
(2)第二段階:【中学生ごろ】呼吸器や循環器系の発育が顕著な時期
この時期は、持久力をつけるのにふさわしい時期。粘り強さなど、精神面での持久力を身につけるのにも、この時期が最適。特定のスポーツや種目を選び、少しずつ専門性を高めていける時期ともいえます。
(3)第三段階:【14歳ごろ~】生殖系の発育が顕著な時期
生殖器系の発達に伴って、男性ホルモンや女性ホルモンの分泌が盛んになります。
性ホルモンの働きで、男性は骨格筋の成長が高まり、筋力トレーニングを効果的に行える時期に突入していきます。プロのアスリートに必要な筋力をこの時期に本格的に鍛えていくことになります。*
本書では、「呼吸」や「姿勢の保ち方」といった基本的な動作と、子どもの心と体の発達の関連が分かりやすく具体的に解説されています。
「呼吸」ひとつとっても、体幹の安定や精神の安定、ひいては身体のコントロールや思考の発達まで、子どもの成長全域に影響を及ぼすことに、みなさんもきっと驚くはず。
我が子の可能性を引き出すために、家庭でできることはまだたくさんあります。