数字で考えると見えてくる「私達が本当にすべき被災地支援の形」
こんにちは。深沢真太郎です。
ビジネスパーソンを数と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。
熊本地震において被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復興を心より祈っております。
こういうときだからこそ、私は専門家として数学的に「支援」を考えてみたいと思います。
■被災地のためにお金を使おう
私の考える「支援」とは、「通常の生活ができている方は、やむを得ない事情のある方や一部の職業の方を除き、通常どおりの生活を続け、しっかり経済活動を行い、ほんの少しだけ被災地のためにお金を使う」ということです。
「いますぐ被災地に行ってなにかしてあげたい!」
「悲惨な状態のなか苦しんでいる人たちがいるのに、いつもどおりの生活をしていていいのか?」
そういう気持ちは尊いものであり、なんら否定されるものではありません。
しかし、ここでちょっと冷静になって数字で考えてみましょう。もっと具体的にいえば、「お金」というキーワードで考えてみるのです。
はっきりいいますが、お金がなければ復興はできません。ものすごく簡単にいえば、私たちはみんなで協力して、被災地のためにたくさんお金をつくるべきです。