くらし情報『貯金額が2000万円でも不安な時代に公務員が年金を増やす方法』

貯金額が2000万円でも不安な時代に公務員が年金を増やす方法

目次

・1:新たな制度「年金払い退職給付」で年金を増やす
・2:公務員もOKになった「個人型確定拠出年金」で年金を増やす
・3:会社員以外でも加入できる「財形年金貯蓄」で年金を増やす
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いま、老後の蓄えに不安を持つ人が増えています。

貯金があればその不安が和らぐのかといえばそんなことはなく、総合マーケティング支援を行う株式会社ネオマーケティングが全国の60歳以上の男女1,000人を対象に行ったアンケートでは、貯金額「2,000万円以上」の人が26.3%もいるのにもかかわらず、「1か月に自由に使えるお金の平均額」については全体の過半数にあたる53.8%が「3万円以内」と答えています。

2,000万円といえば、退職金があり年金も自営業者よりも多めに受け取れる会社員や公務員ならば、最低限これだけ蓄えておけば安心ともいわれる金額です。

なかでも、これまで安定の代名詞のようにいわれることも多かった公務員の間に不安が広がっています。

それには理由があります。これまで公務員に適用されてきた、国民年金プラス「共済年金」「職業加算」の年金制度が昨年、大きく変わったのです。

そこで、節約アドバイザーのヨースケ城山さんに、公務員が年金を増やす方法について伺いました。公務員の方、公務員を目指す若い方は必見です。


■1:新たな制度「年金払い退職給付」で年金を増やす

平成27年10月、職業加算が廃止され、共済年金が厚生年金に統合されました。

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