実は43%が偉い人を上座に案内できていない!席次マナーの基本
新入社員研修も一段落、各企業ではそろそろ新人が配属されてくる時期になりました。
フレッシュな彼らを見ていると気持ちが新たになって、自分が新人だったころのことを思い出す人もいるのではないでしょうか。
研修でビジネスマナーを習いたての新入社員と一緒に、ビジネスマナーを再確認するのもいい機会です。
たとえば、相手との関係を座席や立ち位置で表現する「上座・下座」など、どれだけおぼえているでしょうか。または、どれだけ実践できているでしょうか。
『マイナビニュース』の調査では、「打ち合わせのとき、席次に気を使う」というビジネスマナーを実践しているか否かの質問に対して、「実践している」と答えた人は 56.7%、「実践していない」が43.3%で、実践できている人は約半数にとどまりました。
そこで、最大手の人材教育会社で、数社の新入社員が合同で参加して行われる80人規模の新入社員研修公開コースを8年にわたって担当している、研修講師の鈴木さんに教えていただきつつ、基本的なことから確認してみましょう。
■もっとも偉い人は3人掛けのいちばん奥に
まずは基本中の基本。
応接室での座る位置について確認しましょう。