1日3分いいことだけ考える!凹んだ気持ちを長引かせない良習慣
特に凹んだときは、まだなにも起こっていないにもかかわらず、悪いことを考えたり、心配したりしがちです。
だからこそ、「きっとうまくいく」と考えることが、心を健康にしてくれるというわけです。
■心配しすぎは病気につながりやすい
著者は、心を健全に保つために思考や食の習慣を見なおし、うつなど心の不調を予防・改善する「メンタルセラピー」というメソッドを広める活動をしているのだといいます。
その考え方によれば、うつや統合失調症などの精神疾患だけでなく、がんやリウマチなどの患者さんにも心配性が多いのだそうです。
まだ起こっていないことを心配したり、悩んだりして、自分の心や身体に負担をかけ、自分で病気をつくっている人が多いということ。
たしかに怒ったり、人を恨んだり、イライラしたりして、胃がキューっと痛くなったりすることはあるもの。感情は、身体にも大きな影響を与えるということです。つまりストレスを撃退するためにも、「いいこと」を考えるのは効果的であるわけです。
だから著者自身も、あまり怒ったり、恨んだり、イライラしたりしないようにしているのだといいます。
我慢強いとか精神力が優れているというようなこととは別の話で、「怒りや恨み、イライラは、身体にダメージを与え、いろいろな病気の原因になる」