1日たった15分で効果が得られる!ぬり絵が脳や体に与える影響
「病気ではないけど、なんだかスッキリしない」「しっかり寝ているのに疲れが取れない」……。
そんな不調は、自律神経の乱れが原因かも。自律神経は私たちの生命活動を支える重要なシステムで、その働きが乱れると疲労や不眠、偏頭痛、便秘、うつなど心身にさまざまな影響が出てしまいます。
そんな深刻な症状に陥らないためには、日々のケアが大切。ぬり絵のような単純作業に集中することで自律神経が整い、リフレッシュできます。
そこで注目したいのが、日本の季節をモチーフにした塗り絵が掲載された『日本の二十四節気をぬる』(小林弘幸著、アスコム)。
1日15分行うだけで効果は十分。イライラや不安を感じるとき、眠れないときなどに使うのもおすすめです。
■単純作業に集中すればイライラを忘れられる!
人は1日5~6万回考えごとをしているといわれ、無意識のうちにストレスがたまっています。こうした心の疲れを解放するのが、ぬり絵のような単純作業。
ゆっくりていねいにぬっているうちに、自然と仕事やプライベートの嫌なことを忘れることができます。花びらや葉っぱなどの規則的な模様をぬるのも、集中しやすくなるポイント。
自律神経が整うと、体のすみずみに新鮮な血液が行き渡るので、新陳代謝の促進や疲労回復にもつながります。