毎日10分「図鑑を読む」と脳にいい!賢い子に育てる3つの道具
と判断されてしまうかもしれないのです。
幼いころから図鑑に親しんでいると、学校に通い始めても勉強へのハードルが低くなります。
たとえば早くから魚の図鑑を見ていれば、理科の授業で「魚はエラ呼吸で……」といきなり説明されても、「エラは図鑑で見たことがあるぞ」と理解できるでしょう。このような経験を通じて子どもは「自分は勉強が得意」「学校が好き」という気持ちを育んでいくのです。
しかも、図鑑は脳への刺激にも効果的。文字を読む時には「言語野」と呼ばれる部分が活性化しますが、図鑑には必ず写真やイラストがあるので、図形認識や空間認知など複数の脳の領域を活性化できるというのです。
子どもが図鑑に親しむためには、「親も図鑑が好きだ」という姿勢を見せること。そうしているうちに子どもも真似して図鑑を読むようになります。
毎日10分でも20分でも図鑑を読むことを習慣にしてみてください。
■2:「虫取り網」でリアルな体験をする
図鑑で興味を持ったものを、実物で見たり体験したりする。道端で咲いている花を見て、図鑑で同じものを見てみる。そうやって「バーチャルの知識」と「リアルな体験」が結びつくと、子どもは「知ること」