マーケティングの基本「3C分析」「STP分析」はどんな分析?
そして「P」は「ポジショニング(Positioning)の略。自社が参入した(しようとしている)市場を細分化し、顧客を絞り込んだうえで自社の立ち位置を決定するということです。
ちなみにこれは、3C分析の知識があって、初めて可能になるのだといいます。
顧客(ターゲット)を決定せずに営業するのは、現実的に不可能。プレゼントをする際に、「誰」に贈るかに寄って購入するもの、予算、時期が変わるのと同じことだといいます。
商品をつくってから、それを必要とする顧客を探すようなマーケティング活動では、収益は安定しないわけです。
■4P戦略とは
そして最終段階は、「顧客に自社の価値をどのようなマーケティング活動で伝えるか」。そこで重要なのが、4P戦略を活用していくことだといいます。
4Pとは「商品(プロダクト)」「価格(プライス)」「流通(プレイス)」「販促(プロモーション)」の4つの略称。
この「4つのP」をどのように組み合わせるかによって、顧客の感じる価値は大きく異なるそうです。
自社のマーケティング活動は、ターゲットを明確にしたうえで「商品」「価格」「流通」「販促」の4P戦略を活用しつつ、自社の価値を最大化すること、そして顧客の満足度を最大にすることが目的。