挫折しても大丈夫!悪い三日坊主と「よい三日坊主」の大きな違い
が役立ちます。
たとえば、今日の達成度が30点だった場合。「100点満をめざした中での30点」と捉えるとがっかりしてしまいますが、「30点をめざして30点」なら、目標通りの練習ができたということ。これは、見方を変えれば100点の練習だったともいえます。
減点方式ではなく加点方式で成果を評価することも重要なポイント。「腹筋20回」をやると決めた日に30回できれば、その日は150点になるのです!そう考えると、なんだかやる気が出てきませんか?
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著者は、すでに走り出しているランナーだけでなく「ポテンシャルランナー」も念頭に置いて本書を書いています。ポテンシャルランナーとは「まだ走り出していない潜在ランナー」のこと。
目標達成できるよい三日坊主のプロセスを“体感”するのに、身体一つでできるマラソンはまさにうってつけ。
「三日坊主を直したい」という思いに加えて、少しでも「走ること」に興味を持ったらぜひ本書を手にとってみてください。
マラソンを通じて体感した「よい三日坊主」は、人生でのほかのすべての場面でも活かせるに違いありません。
(文/よりみちこ)
【参考】
※細野史晃(2016)『マラソンは三日坊主で大丈夫!』東邦出版
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