1つでも要注意!給料上がらない理由がわかる8のチェックリスト
「頑張っても給料が上がらない!」と嘆いていませんか。でも、そもそも自分の給料がなぜその金額なのか、論理的に説明できる人はほとんどいません。給料を上げたいと思っても、そのルールを知らなければ望む結果を得るのは難しいでしょう。
『自分の給料をいまより上げる方法』(木暮太一著、アスコム)は、経済ジャーナリストの著者が給料を決める「価値」について解説しています。
今回は本書の中から、給料が上がらない人の思考法を紹介します。1つでも当てはまる人は要注意です!
■1:社員食堂の食事が安いことに喜ぶ
会社に安い値段で食べられる社員食堂があると、お得に感じますよね。
しかし、「給料=労働力を作るための生産コスト」ですから、食費を会社が負担することは、その分の給料を安くしても、労働者は生活できるという暗黙の了解になってしまうのです。
■2:「手当がつきます」という言葉に弱い
毎月の支給額が同じでもそれが基本給として払われるのか、手当として払われるのかですべて違ってきてしまいます。
ポイントは残業代、退職金、ボーナス。これらはすべて手当の額を除いた「基本給」をもとに計算されるため、残業時間が同じでも基本給が安い人の手取りは下がりますし、「ボーナス2ヶ月分」