脳に悪影響!4時間以上のスマホ使用で学習効果が消滅すると判明
今やスマホは生活になくてはならないもの。現在20代の9割、10代の63%がスマホを使用していて小学生の間でもLINEがコミュニケーションツールとして使われているそうです。
しかし、今回ご紹介する『やってはいけない脳の習慣』(川島隆太(監修)/ 横田晋務(著)、青春出版社)によると子どもたちのスマホ使用は成績の低下を招き、脳にも悪影響を与える可能性があることが明らかになりました。
これは子育て中の人は知っておきたいデータです!さっそく詳細を見ていきましょう。
■スマホの長時間使用で学習効果が半減する
仙台市で7万人の小中学生の学力調査と学習習慣などを聞くアンケートを分析したところ、スマホの使用時間と成績の関係について驚くべき結果が明らかになりました。
この調査では家庭での勉強時間を、30分未満、30分~2時間、2時間以上という3つのグループに分けたうえで、それぞれテストの平均正答数を出し、グラフ化しました。
すると、3つのグループすべてでスマホの使用時間が長くなるにつれ正答率が下がるという結果になりました。
さらに興味深いのは、勉強時間が「2時間以上」でスマホ使用が「4時間以上」