円高だと商品の輸入がお得に!聞くに聞けない金融経済基本ワード
これまでに何度かご紹介した「『やるじゃん。』ブックス」は、社会人なら知っておきたい基本を身につけることを目的とした“フレッシュパーソンのためのあたらしい教科書”。
『世界一わかりやすい ビジネス最重要ワード100』(ディスカヴァークリエイティブ著、ディスカヴァークリエイティブ)はその最新刊で、今回はビジネスに欠かせない重要ワードがテーマになっています。
きょうはCHAPTER 5「金融経済基本ワード」のなかから、いくつかのキーワードを引き出してみましょう。
■1:景気
「景気」とは、経済活動の活発さを示す言葉。つまり、「市場全体で、どれだけお金が回っているか」ということです。
ものがよく売り買いされ、活発にお金のやりとりが行われていれば「好景気」で、行われていなければ「不景気」ということになるわけです。
だから、ひとつの会社だけが儲かっていたとしても、他が停滞していれば「景気がよい」ことにはならないということ。
好景気のときは、市場にお金がある状態。お金があると自然にものが売れるため、値段が上昇。すると人は「時間が経つと値段が上がりそうだ」と判断するので、さらにものを買うようになります。