くらし情報『独立後10年続くのは「2割」弱!小さな会社が成功するポイント』

独立後10年続くのは「2割」弱!小さな会社が成功するポイント

目次

・日本にいる大人の14人に1人は社長
・独立後10年続くのはたった2割だけ
・倒産は「富の再循環」システムである
・成功も失敗もその理由の90%は同じ
・情報の9割はビジネスに適用できない
suzie-20160921


『新版小さな会社★儲けのルール』(竹田陽一・栢野克己著、フォレスト出版)は、2002年以来のロングセラーを30ページ以上増補し、内容当時の成功事例を最新版にしたリニューアル版。

おもに中小企業を対象としたものではありますが、将来的に独立起業する人などにも適しており、活用範囲の広い内容だといえます。

基盤となっているのは、「ランチェスター法則」。「戦略」と「戦術」の違いを知ったうえで商品・客層・エリアを絞り、小さい部分で1位をつくり、シェアを徐々に拡大していくという考え方です。

それは、中小・零細企業が生き残るために重要なメソッドだといいます。

別な表現を用いるならばそれは、「大企業に競合しない戦略・戦術を打ち立てることで、顧客に忘れられないような戦術を行っていくという『勝つための法則』だということにもなります。

事実、現在までに5,000社以上が実践しており、そのなかには創業期のソフトバンクやセブンイレブン、旅行業者のH.I.Sなども含まれるのだそうです。

そんな本書のなかから、スタート時点で知っておきたい基本的な考え方を確認してみましょう。


■日本にいる大人の14人に1人は社長

大企業に就職し、部長や支店長、取締役などになるのは、たしかに楽なことではありません。

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