頭は午前に使うべし!脳のリズムを鍛える「4・6・11の法則」
人間は24時間、絶えずなんらかの仕事をしていて、なにもしていないときでさえ「なにもしていない」という作業をしているもの。
だからこそ、脳と身体に備わっているスケジュールを知り、そこに自分のスケジュールを噛みあわせることが大切。そうすれば仕事でもプライベートでも、やりたいことにしっかりと力を注ぐことができるようになる。
そう主張するのは、『脳にいい24時間の使い方』(菅原洋平著、フォレスト出版)の著者です。
「作業療法士」と呼ばれるリハビリテーションの専門家として、脳と体の力を最大限に引き出し、ひとつひとつの作業を充実して行えるようにサポートしているのだそうです。
また、クリニックでの臨床や、全国規模の企業研修も行っているのだとか。
■人間が持つ「2つの基本的な原理」で治療
そんな著者は、患者さんの能力を引き出すために、人間が持つ「2つの基本的な原理」に従って治療をするのだといいます。
ひとつ目は、人間は同じ作業でも、より能力が発揮される時間帯に行ったほうが上達が早いということ。
2つ目は、すべての作業を行う際に、脳と体にとって最適な時間帯があるということ。
なお、この科学的根拠をもとにして、ビジネスパーソンが生産性の高い仕事をするためにやることはいたってシンプル。